悩み続ける人として
~ 患者様に寄り添い 自らも成長する ~

私はSTとして複数の病院に勤務しましたが、民医連でのやりがいのある仕事を求めて、この健和会に入職しました。現在勤務しているみさと健和病院は、急性期病棟から回復期リハ病棟さらに地域包括ケア病棟、と幅広いステージの患者様と関わることができます。1つの病院にいながらさまざまな経験を積むことができます。
当院のST業務において最も重要なものは摂食嚥下リハビリテーションです。当院では、正確な評価の為に、嚥下造影検査と嚥下内視鏡検査を実施することができます。しかし正確な機能評価のみでは不十分です。それを前提として、1人1人の方と向き合い、何ができるかを考え続けなければなりません。当然ながらそれぞれの患者様は、異なる社会背景を持ち、異なる考え方を持っています。大切なのは、その方に寄り添い悩みながら、答えを模索していくことです。みさと健和病院には、悩むセラピストを支える医師、看護師、ソーシャルワーカーなど、心強い仲間がいます。私はこの病院で働ける自分がとても幸せであると思っています。一緒に悩んで成長していきましょう。