この物語は、柳原病院がお送りする「早々に送り出される自由な連中」

『早送のフリー連』の物語。

この世界には

・ジョブローテーション

・キャリアローテション

というものがある。

これらのローテーションに巻き込まれた者は１年という制約のもと、

他世界(他院)へ送り込まれる。

今回は、１年の制約で「送り出される者」と「送り返される者」を

インタビューしていきたいと思う・・・。

《キャリアローテーション後のHENMI》

【質問１】

 １年間「キャリアローテーション」という立場で柳原病院に勤めていただきましたが、「キャリアローテーション」の立場で見る柳原病院の印象をお答えください。

　安定感が素晴らしいなと思いました。経験豊富なベテランが多い職場なので皆さんの守備範囲も広く、PTが嚥下までみている事にも驚きました。リハビリ課の雰囲気も良くて皆さんが温かく迎え入れて下さったので1年間ストレスなく働けました。とても働きやすい職場だと感じます。

【質問2】

柳原の経験はどのように活かせそうですか？

　PT個人として違う分野の経験を積んで臨床の幅が広がったのはもちろんですが、色々な組織の形がある事、仕事の仕方がある事に気付けた事が大きいです。10年も同じ組織に所属していたので柳原リハビリテーション病院の仕事の仕方や文化が当たり前のようになっていましたが、違う組織に所属した事で改めてリハ病院の当たり前ではなかった良い面悪い面に気づく事ができました。

《ジョブローテーション後のHANAHARA》

【質問1】

１年間「ジョブローテーション」という立場で柳原病院に勤めてもらいましたが、「ジョブローテーション」の立場で見る柳原病院の印象を教えてください。

　リハビリ課は少数精鋭な印象

【質問2】

柳原の経験はどのように活かせそうですか？

　循環器や呼吸器の面でリスク管理が以前よりも行えそうです。

栄養状態など目には見えない多方面からも患者様の状態を把握できそうです。

《ジョブローテーション前のTAKAHARA》

【質問１】

新入社員として柳原病院に勤めて３年になります。柳原病院の印象を教えてください。

　小規模ですがベテランの先輩方が多く、雰囲気も穏やかで新人も話しやすいので勉強になる職場です。

【質問２】

今回、柳原病院から初のジョブローテーションとして他院へ１年間務めます。

率直な今の心境を教えてください。

実習を含めて回復期病院での経験が殆ど無い為正直なところ緊張しています。急性期での経験を回復期で活かせるように、同じく回復期での経験を1年後急性期で活かせるように精一杯頑張ります。

今回は、上記3人にインタビューをしてきたが、

今までもこれからも、このローテーションに巻き込まれる者は多だろう…

他世界(他院)へ行くことへの心配や不安は多いと思う。

そんな時はこの３人を思い出してほしい。また過去に巻き込まれた者を探してみよう！

転生先は案外怖くないかもしれない！

今回、現世（柳原病院）からローテーションに巻き込まれる者は初！

勇者TAKAHARA！健闘を祈る！

そして、ローテーションに巻き込まれたHENMI！HANAHARA！

こっちにずっと居てくれても良いんだよー！いつでも帰ってきてねー！

淋しくなるけれど、お元気で！

３人の旅路を祝福しつつ

また、新たなローテーションに巻き込まれた者を受け入れていく…