2023.02.28
健和会セラピスト部会の訪問リハビリテーション部門です。
利用者様のお宅に伺い、実際の生活環境でリハビリを行い、在宅生活を支えています。
法人内訪問看護ステーションは、東京都足立区・墨田区・葛飾区・江東区・江戸川区・埼玉県三郷市の8ヶ所に展開しています。
今回は、そんな健和会の訪問リハビリテーション部門の新入職員研修について、ご紹介したいと思います。
健和会の訪問リハビリテーションに新たに所属した際に
一緒に働く看護師さんの新入職員とともに、約1年間の「基礎講座」という研修を受講します。
1年という長い時間をかけて、じっくりと訪問看護や訪問リハのノウハウを学ぶことができるので、生活期の知識や経験がなくても、研修を受けるとかなりスキルアップできると思います。
他の法人では、こんなスペシャルな研修はないので、すごくお得です。
研修内容は、「訪問看護の歴史と訪問看護師の役割」「フィジカルアセスメント」「在宅ターミナルケア」「在宅における認知症利用者の理解」「訪問看護におけるリハビリテーション(福祉用具活用)」「在宅における看護過程(対象の理解とアセスメントを中心に)」「介護保険とケアマネージャーの役割」「診療報酬と介護報酬」と充実の内容です。
コロナ感染症の影響もあり、集合研修の開催が困難な時期には、オンラインが併用されました。
北千住訪問看護ステーションの伊藤所長です。
はじめの「訪問看護の歴史と訪問看護師の役割」の講座を担当してくださいました。
訪問看護ステーションの業務では看護師との連携が多いので、看護師がどんな視点で利用者様を捉えているのか知ることができると、連携がしやすくなります。
「介護保険とケアマネージャーの役割」を担当してくださったケアマネージャーの皆さんです。
在宅ではセラピストは様々な人達と連携し、チームの一員として働きます。
他の職種の事を知り、介護保険や医療保険の制度について知ることも、連携のために大切です。
幅広い知識を得ていくことで、アプローチの方法も広がります。
研修終了後にはフォローアップとして看護実践の振り返りと事例発表を行います。
事例発表を通して、さらに学びを深くすることができます。
昨年度は2名、今年度は1名のセラピストが参加し、看護師とセラピストの視点の違いで積極的に意見交換ができて、貴重な学びになりました。
約1年間、一緒にじっくりと学んだ同期達。
同期とのつながりを持つことができる大切な時間にもなっています。
訪問は1人でご自宅に伺いますが、利用者様の事を仲間と共有することで、辛いことがあった時にも迷った時にも一緒に乗り越えていけると思います。
ぜひ訪問リハビリテーション部門で一緒に学び、働きませんか?
お待ちしております!