2020.09.16
みなさんこんにちは。柳原リハビリテーション病院の広報担当です。
新型ウイルスの流行から半年が経過し、生活が一変した方も多いと思います。
当院でも関わりの中での感染防御への意識は格段に強くなったと感じております。
その中でも1人1人がその人らしく生活できるよう、できるだけのお手伝いに努める次第です。
さて、本日は新人向けの福祉用具研修の紹介です。
新人として就職してそろそろ半年。やっと業務に慣れてきた新人さん向けに、当院にある福祉用具を知る目的で毎年行っています。
感染防御に努めつつ、自己研鑽は欠かしません!
研修項目は以下。新人さんには全ての項目が義務付けられています。
①褥瘡とマットレス・ポジショニングピローの紹介
②マットレス・ポジショニングピローの使い方
③歩行補助具
④車椅子・シーティング
⑤リフト・吊り具
⑥トランスファーボード・スライディングシート・マルチグローブ等
その中でも本日は⑤を紹介します!
そもそも吊り具とは、病気により立つことや座ることができない場合に移乗する(乗り移る)ことを容易にする福祉用具です。
様々な形がある吊り具は、病気による症状により使い分けることが必要です。
どんな形があるのか、それぞれの用途は何か。
先輩に説明してもらって新人さんも真剣です。
そして実際に吊り具の使い方を観察。
どう使えばいいか、コツは何か、いかに不快を与えないか、先輩の手順を真剣に確認しています。
そして実際に新人さん同士で実践です。
実際に受け身になるとわかることも多く、いい経験になります。
普段の業務を終えた後の研修なので新人さんたちも疲れているはずですが、この経験が技術に繋がるのでみんな意欲的に頑張ってくれました。
新人さん、お疲れ様です。その努力が実りますように。
そして1人でも多くの人を笑顔にできるよう、みんなで頑張りましょう!