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2019.09.26

作業療法士の取り組み

研究活動について

徐々に関東は秋の訪れを感じる季節となりましたね。

皆様、いかがお過ごしでしょうか? 柳原リハビリテーション病院です!

9月に入り、リハビリテーション業界では各種学術集会が多く開催されております。

そこで今回は、当院作業療法部門での取り組みの一部をご紹介いたします。

研究活動について

先日、9/6~8にかけて福岡市にて第53回日本作業療法学会がありました。

全国から病院や施設、学校、地域など様々な分野で活躍する作業療法士の方々が集まり、それぞれの普段の活動内容や研究の報告を行います。
そんな学会に当院からも二日目に「脳卒中患者に対する作業療法カウンセリングの効果」について口述演題をエントリーいたしました。

脳血管障害を発症した方の中には、後遺症によって生活が困難となるだけでなく発症によるストレスなどの悪循環も起こるとされています。

こうしたストレスを抱えた方々を私たちは普段支援することがありますが、そこでは単にリハビリをするだけでなく、家に帰ってからも自分から主体的に生活できるような支援が必要です。そこで、当院では様々な技法や理論を組み合わせた作業療法支援を実践していますが、その1手法についての研究発表でした。

このように病院内取り組みだけでなく院外でも意見交流の機会があることでより普段の臨床もブラッシュアップできると考えます。

当院ではすべての人の「生きる力を取り戻す」ためにひとつの視点にこだわらず選択肢を広げてチームでリハビリテーションに取り組んでいく努力をしています。

今後ともよろしくお願いいたします。

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